Profile

書いてる人:

たけ-ちーず
紹介文:
SkypeID:take-cheeze

Link

RSS Feed

Search

Calender

Latest Article

Category

Access Counter

Online Counter

Show All Article

どうでもいい独り言。 と、少しの開発日記。
  • 11 «
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • » 01
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 |
「きつねさんでもわかりLLVM」読了
気がつくと一年以上更新が空くって,こわいですね.
継続は力であり,月日の流れは残酷ですね.(汗

タイトルの通り
きつねさんでもわかるLLVM ~コンパイラを自作するためのガイドブック~きつねさんでもわかるLLVM ~コンパイラを自作するためのガイドブック~
(2013/06/21)
柏木 餅子、風薬 他

商品詳細を見る

を読み終わりました.
内容は3/5くらいなのですが,初の日本語LLVM本でなおかつ同人から出版にこぎ着けたようなので,盛って4/5くらいの評価をつけたいと思います.

内容の評価が若干低い理由なんですが,章の構成がひどく偏っていることが大きいです.
1〜4章までは,それほど長くなくさっくり読めるのですが,その後の章はとても厚く本を横から見ると一目瞭然です.
c496de00105811e3800122000aeb0c37_7.jpg
右から5,6,7章なのですが,その上の余白が1〜4章です.
1〜4章,5章,6〜7章の三部構成くらいが丁度良かったと思います.

5章は,フロントエンド作成です.
最初にパーサ作成を飛ばしていいと書いてあるので,パーサ作成は一章にカウントしてくれた方が飛ばしやすかったと思います.
それから,JITとLLVMによるコマンドラインオプションの処理もフロントエンドの拡張なので,コード生成にしか興味ない人が飛ばしたり,逆にパーサ作成やコード生成に興味がない人が何度も読みたいときがあると思うので一章割いても問題ないです.というか割いて欲しかったです.

6章は,Passを3つ作成するだけの簡単なお仕事をなさっているのでこのままでいいと思います.
敢えて,要望を挙げるなら折角ループをゴニョゴニョするPassを作るのなら,DummyCに申し訳程度のループ構文を入れて欲しかったです.
ループの実行回数を数えるPassに辿り着いた時に伏線が効いて痺れます.

7章は,正直全く頭に入らなくて,バックエンドでも作る機会があればまた読みたいと思いました.
ソースコード解説に終始しているのが若干退屈で,TableGenから生成されるコードの抜粋を解説してくれたらなーと頭の片隅で勝手に願望を抱いたりしながら読んでました.
ただ,文章は経験やら何やらそれなりに裏打ちされた感じでよかったです.1〜6章はちょこちょこ曖昧な表現があったのですが,7章ではそうゆうのを全く感じませんでした.

LLVMそのものに関して,C++使いとして,ビビっと来た点がいくつかあったのでちゃんとC++使ってるのはいいなと想いました.
clEnumValで文字列化をするためにマクロを使ってる点とか,static変数を使った動的モジュールの登録は,世のC++ではあまり一般的ではないだろうなと思います.
後者は,一般的にextern "C"してdlopenを使うのですが,staticオブジェクはが動的ライブラリがロードされるときにコンストラクタが呼ばれるので,明示的に初期化関数を設定しなくてもいいのはよく忘れます.
extern "C"のテクニックはLLVMバックエンドで使われていたので,どうゆう使い分けなのかは気になります.
Qt程度には色々考えられていて使われているようです.

最後に,文章は読みやすかったので,当分LLVMを弄くるときは参照することになる気がします.
英語でわからないところがあると結局,日本語の文章を参照していることが多いのでこうゆうのは大事な基準点になります.
【2013/08/29 12:53】 | 本の話 | トラックバック(0) | コメント(0) |
<<Advent Calendar | HOME | 生き残っている本屋さん.>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://takecheeze.blog47.fc2.com/tb.php/614-067da131
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ホーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。